化学物質総合管理システムを活用し、製品の安全向上と環境負荷低減を図っています。

化学物質削減の考え方

 キッツグループでは、国際的に製品の品質に加え安全性が求められる市場背景を鑑みて、化成品に含まれている危険・有害物質によるリスクを回避することを目的に、化成品情報を一元管理できる体制を整備しています。開発・製造過程で使用する化学物質が多岐にわたり、その管理も複雑であるため、化学物質の成分や法規制、SDS(安全データシート)などの基本情報やラインごとの使用状況を管理できる「化学物質管理システム」を2000年に構築しました。このシステムに蓄積された化成品情報によって、有害物質を含有する化成品の特定や代替化を進め、バルブ製品の安全性向上と環境負荷低減を図っています。また、PRTR対象物質についても、このシステムによって、集計し、業務の効率化を図っています。

PRTR制度対象物質

 バルブの原料である金属材料や鋳物砂には、PRTR対象物質である、鉛、マンガン、クロム、ニッケル、酸化クロムが多く含まれており、これらは、キッツグループのPRTR対象物質総量の大半を占めています。
 大気への排出は塗料・シンナーや貯蔵ガソリンから発生するキシレン、トルエン、外部への移動分については鋳物砂に含まれる酸化クロムが主なものです。

産業廃棄物量の推移

化学物質リスクアセスメント

 キッツグループでは、化学物質リスクアセスメントの義務化(2016年6月施行)に対応するため、「化学物質管理システム」にリスクアセスメントシステムを導入し、2016年6月より運用を開始しました。

リスクアセスメントシステムの概要