地球環境との共存を目指して

環境マネジメントシステム

キッツグループでは環境中期計画に基づき、ISO14001の認証取得を推進しています。

環境マネジメントシステムの推進体制

 キッツグループは、長期経営計画「KITZ Global Vision 2020」において、環境経営の推進を経営基盤強化の主要項目として位置づけています。環境中期計画では、国内外全ての製造拠点でISO14001の認証を取得することを目標に設定しております。

ISO14001認証取得状況
 キッツグループでは、ISO14001を基軸に各事業所で環境目標を設定し、活動を展開するマネジメントシステムを構築しています。国内9拠点、海外6拠点の認証取得を完了しております。引き続き、グローバルな環境マネジメントの確立に向け計画的な認証取得に取り組んでいきます。

環境監査の実施
 ISO14001認証を取得している事業所では、定期的な第三者監査を実施しています。2016年度の第三者監査において重大な不適合の事項はなくISO14001認証を継続しています。なお、環境リスクを予防、回避する観点で重要な役割を担っている内部監査においては、現状、目で見て分かる不適合事項の指摘や指導の範囲にとどまっており、今後、予防対策の観点での指摘や指導ができるよう、監査体制の強化を図っていきます。
 また、同時に環境経営に寄与できるよう、内部監査の担当員を育成し、運用システムの問題点のチェックや環境経営の根幹に関わる問題点の適切な評価ができるようスキル向上を図り、今後も、継続して環境経営に寄与できる内部監査の充実を図っていきます。

法規制の遵守
 2016年度、キッツグループ各社において、重大な法令違反は発生していません。

環境・安全衛生情報システム

 現在、キッツグループでは、化学物質管理、廃棄物管理、環境会計など、7つのシステムを導入しています。それぞれのシステムがリンクし、キッツグループの環境データとして、環境データ収集システムに集計されます。このシステムでは、目標・実績管理や、効果(物量、経済的)などの環境・安全パフォーマンスをタイムリーに把握して、その情報を共有化し、かつ効率良くキッツグループの環境活動を推進しています。
 また、この情報を集計し、PRTR報告書、環境会計報告書、環境報告書、廃棄物管理票等状況報告書などの情報開示も行っています。

環境マネジメントシステムの運用

 キッツグループの国内製造会社は2006年度までに全事業所においてISO14001の認証を取得することができました。このシステムの運用にあたっては「環境・安全衛生情報システム」の基礎データを基に各事業所の強み、弱みを鑑みた上でそれぞれの事業所の特性に合わせた目的・目標の展開を行っています。
 2016年度、国内は2015年版ISO14001への移行が完了し、運用を開始しています。今後は海外製造6拠点の2015年版への切り替え、及び未取得拠点のISO14001認証取得を進め、環境マネジメントシステムの推進体制を強化していきます。

環境・安全衛生情報システム

環境教育・啓発について

 キッツグループでは、人材育成プログラムの一環として、人材開発グループの実施計画に基づき基礎的な環境教育を実施しています。また、各事業所においては、例えば環境設備に関する管理方法、規制基準値等その時々のニーズに合った環境教育の展開を図り、環境リスクの予防と個々人の自覚の向上に努めています。すべての活動はハードウェアとソフトウェア+マインドウェア(心、意識、考え方)がうまくリンクし、運用されなければ効果を出すことは難しいと考えます。いくら良い設備・装置を導入しても、いくら良いと考えられる仕組みを構築しても、それに携わる各自の心持ち、意識、考え方がポジティブでなければリスクは存在するものと考えています。
 このような観点から今後は特に自覚教育とそれぞれの「KNOW WHY」を織り込み、マインドウェアの向上に努めていきます。

苦情への対応
 環境苦情については各事業所の総務部門が窓口となり苦情を受け付け、各部門の環境管理委員、環境管理責任者と工場長とで協議をし、苦情を寄せてこられた住民の方々の精神的、身体的な負担を軽減するために環境改善に努めています。また、従業員からの提言や環境内部監査、職場巡視等において問題視される事案については各事業所内において対策会議を行い、利害関係者からの苦情等に進展する前に措置を講じることに努めています。