チルド食品製造に用いる循環冷却水の課題
チルド商品とは0℃〜10℃程度の低温で保存・流通される食品です。チルド商品は調理後パックされ直ちに冷却水の入った冷却ラインに浸漬され冷却されます。この冷却水は熱効率から主に貯水槽を介して循環して用いられますが、パック投入後は一時的に温度が上昇し冷却ラインでは臭気が発生することもあり作業環境の課題となっています。
一方冷却水中には、一般細菌や大腸菌などの細菌が発生したり、配管内、冷却槽内にぬめりが生じたりします。また冷却ラインからチルド商品を取り出すベルトコンベアーにカビや汚れが発生することもあり課題となっています。
