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災害発生時の“水”の問題を解決するため、 輪島市内に浄水装置を設置し生活用水を提供

このたびの令和6年能登半島地震により被災されたすべての方々に対して心よりお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

キッツグループ(株式会社キッツ・株式会社清水合金製作所)は、輪島市内の輪島市もんぜん児童館(輪島市門前町鬼屋4-20)へ可搬式膜ろ過浄水装置「アクアレスキュー」1台を設置しました。現在、輪島市では急ピッチで水道の復旧作業が行われていますが、地震発生後3週間経過した現在も、全域で断水が続いています。

 

災害時の緊急支援協定に基づき、社員2名が輪島市に赴いて浄水装置の設置を行いました。今回は、側溝を流れる山の湧き水(写真①)を取水し、原水槽(写真②)に溜めたのち浄水装置で処理を行いました。浄化された水は、トイレを流す水や、お風呂・洗濯などの生活用水として、住民の方々にご活用いただいています。(輪島市もんぜん児童館 にて生活用水を提供中)

写真① 側溝を流れる山の湧き水を取水

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写真② 取水された水を原水槽に溜め、ポンプを通じて浄水装置へ送る

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写真③ 左:原水(側溝を流れる山の湧き水)、右:浄化された水

 

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原水は茶色がかった状態ですが、アクアレスキューで膜ろ過処理を行ったことにより、原水に含まれていた濁りや色素が除去されています(写真③)。水道水の水質基準項目と基準値51項目のうち、自主的な検査として原水と浄化された水の濁度*と色度**を測定器で検査しています。厚生労働省による水道水質基準項目によると、飲料用として適した水質基準値のうち、濁度と色度の値は、濁度2.00 度以下、色度5.00 度以下と定められています。原水は濁度:21.01度、色度40.51度の値(写真④)を示していましたが、浄化された水は濁度:0.00度、色度0.00度の値(写真⑤)を示し、水質基準値を満たしていることが確認されました。(今回は生活用水として提供)

 

写真④ 原水(濁度:21.01度/色度40.51度)

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写真⑤ 浄化された水(濁度:0.00度/色度0.00度)

 

*濁度      どれだけ水が濁っているか
**色度  どれだけ水に色味がついているか

 

写真⑥ 輪島市もんぜん児童館の敷地内に設置された浄水装置(アクアレスキュー)

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輪島市もんぜん児童館 にて生活用水を提供しています。

可搬式膜ろ過浄水装置「アクアレスキュー」
※アクアレスキューは1台あたり最大1,600人/日 給水が可能(50㎥/日)

 

「令和6年能登半島地震」被害に対する支援について
 2024年1月5日、珠洲市健康増進センターに「アクアレスキュー」を設置

 ■令和6年度能登半島地震 被災地に対するキッツグループの支援活動   はこちら

以上

 

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