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サステナビリティ

担当役員メッセージ

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取締役常務執行役員 管理本部長 村澤 俊之

サステナビリティ経営の重要性

キッツは1951年の創業以来、バルブの製造・販売を通じて、私たちの暮らしや産業を支えてきました。また、企業理念である「キッツ宣言」に謳われているゆたかな社会づくりを体現するため、企業の社会的責任(CSR)を果たすべく、地域の振興や環境保全活動に努めてきました。環境保全活動については、1998年に長坂工場で初めてISO14001の認証を取得して以来、グループを挙げて環境経営を着実に推進しています。また、以前から社会貢献活動にも力を入れており、事業所が所在する地域のプロスポーツチームの支援の他、国際貢献や地域振興などに寄与する活動に積極的に参加しています。

一方、世界に目を向けると、凄まじいスピードで様々な変化が起こっています。この変化の中で、社会が直面する複雑で困難な課題の解決に向けて企業が担う役割の重要性は、ますます高まっています。

そのような状況の中、社会が持続可能であるために、従来のCSR活動に加え、流体制御機器メーカーとしてさらなる持続可能性を意識した経営(サステナビリティ経営)と事業を通じた社会課題の解決を推進していくための専門部署として、サステナビリティ推進室を新設しました。

企業価値と社会価値を高めるために

持続可能な社会づくりのためには、企業は「継続的に成長を続け企業価値を上げること」、「社会的価値を創造すること」、この双方が重要です。この共通価値( C S V=Creating Shared Value)の実現が、社会からの信頼につながると考えます。

世の中から信頼されるためには、ESGの視点や国際連合で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を共有することが重要です。また、機関投資家も企業のESGへの取り組みを重視しており、その要請にも応えていく必要があります。第4期中期経営計画において、ESGのさらなる強化を重点テーマの一つに掲げており、ESG視点から課題解決に取り組み、より信頼される企業になるよう努めてまいります。

ESGを含む非財務情報の開示については、先般、ウェブサイトにサステナビリティに関するページを新設しました。ウェブサイトのみならず、コーポレートレポート(統合報告書)、環境報告ダイジェスト及び株主通信といった媒体を通して、また、あらゆるステークホルダーとの対話により、積極的に情報を開示してまいります。そして外部からの客観的な評価により、できていることと不足していることを把握・分析し、さらに取り組みを強化します。単なる情報開示に留まることなく、非財務分野のパフォーマンスの一層の向上を目指してまいります。

100年企業を目指して

キッツは2021年に創業70周年を迎えます。キッツグループが100年企業を目指し、10年後、30年後、50年後、そしてその先も成長・発展していくためには、イノベーションを生み出し続ける企業風土が必要です。2020年春、新たな試みとして全社横断型の長期ビジョン・ミッション検討タスクフォースチームを編成しました。メンバーとなった若手を中心とする社員が、キッツグループのあるべき姿、これから歩んでいく未来を真剣に考え、議論を開始しました。ここで議論された内容は、今後、経営陣が策定する中長期ビジョンへの提言となるなど、キッツグループは、経営層から一般社員まで、性別・年齢・国籍・職種・役職などの違いにとらわれることなく、開かれた環境で意見を述べ合ったり、社員一人ひとりが最大限に力を発揮して活躍したりすることができる環境づくりを行っています。多種多様な知識や価値観の組み合わせが、新たな発想を生み、イノベーションの原動力になると考えています。

これからもキッツグループは、今までの「当たり前」にとらわれず積極的にチャレンジし続け、企業価値と社会価値の双方の向上を目指します。そして、流体に関わる事業を通じて、地球と共に生きる社会をつくってまいります。

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