よくある質問
よくお問い合わせいただくご質問をまとめております。 お問い合わせいただく前に、ご参照いただきますようお願い致します。
トラブルに関しては「トラブルシューティング」をご参照ください。
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- ゲートバルブに、流れ方向はありますか?
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ゲートバルブに流れ方向の規制はございません。
ただし、ベントホールを設けた場合は、流体の流れ方向が限定されますので、ご注意ください。
- バルブの天地を逆さまに配管できますか?
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バルブの配管姿勢について、操作機(ハンドル、ギア操作機、空気圧操作機、電動操作機など)を水平より下に傾けることは推奨していません。
バルブを水平より下に傾けた場合、グランド部分に重力の影響で異物がたまる可能性があります。この状態でバルブを開閉すると、ステムの回転によりパッキンに異物が入り込み、パッキンを磨耗させ、グランド漏れを起こすことがあります。
よって、下記のように操作機が水平より上になるように配管していただけますようお願いいたします。弁種による配管姿勢・流れ方向の制限については、下記FAQをご参照ください。
・スイング式チャッキバルブを、垂直配管で使用できますか。
・リフト式チャッキバルブを、垂直配管で使用できますか。
・ウエハ式チャッキバルブに、取付姿勢の制限はありますか。
・竪型リフト式チャッキバルブは水平配管で使用できますか?
・Y形ストレーナの配管姿勢について教えてください。
- 流体の流量調整に使用できるゲートバルブはありますか。
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ゲートバルブを流量調整で使用することは、推奨していません。
ゲートバルブを流量調整(中間開度)で使用すると、ジスクがシートにぶつかり続けることで、シートが摩耗しシート漏れが起きる可能性があります。
流量調整には、グローブバルブを推奨いたします。
- グローブバルブに、流れ方向はありますか?
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グローブバルブは流体の流れ方向が決まっています。
バルブの本体鋳出し表示の矢印をご確認ください。
- スイング式チャッキバルブを、垂直配管で使用できますか。
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スイング式チャッキバルブは水平配管および垂直配管に取り付けて使用することができます。
ただし、垂直配管へ取付ける場合には、必ず管内流体の流れ方向は地から天であり、バルブの配管も本体鋳出し表示の矢印が地から天になるよう設置してください。
- リフト式チャッキバルブを、垂直配管で使用できますか。
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リフト式チャッキバルブは垂直配管では使用できません。
リフト式チャッキバルブは水平配管だけに取り付けて使用することができます。
配管の際は、必ずふたが天を向くように取付けてください。
- ウエハ式チャッキバルブに、取付姿勢の制限はありますか。
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ウエハ式チャッキバルブは、流体の流れ方向およびバルブの設置方向が限定されます。
配管の際には、下記に注意し、バルブ本体の矢印方向と流体の流れ方向が一致するよう設置してください。・垂直配管にも使用いただけますが、必ず管内流体の流れ方向は地から天であり、バルブの配管も本体表示の矢印が地から天になるよう設置してください。
・デュアルプレート形(ジスク2枚のタイプ)の製品を水平配管に接続する場合には、バイパスバルブが水平の位置になるように設置してください。
・シングルプレート形(ジスク1枚のタイプ)の製品の場合にはピンが上の位置になるよう設置してください。
水平位置以外の角度で配管すると、ジスクが重力の影響で全閉にならない場合があります。
- チャッキバルブの上流側にポンプが設置されている場合、ポンプからどの程度の距離が必要ですか。
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①スイング式、リフト式、ボール式チャッキバルブ
流体が乱流、過流や脈動しているためチャタリングが発生する可能性があります。
配管呼び径の 6倍以上の距離をあけて設置ください。②ウエハ式チャッキバルブ(ステンレス鋼製品を除く)
ポンプ吐出については、ポンプ直結可能です。③ステンレス鋼製ウエハ式チャッキバルブ
他材質のウエハチャッキバルブと構造が異なる為、ポンプ直結では使用出来ません。
ポンプ吐出については、配管呼び径の2倍以上(ポンプ吐出に2サイズ拡管がある場合は口径の3倍以上)の直管部を確保してください。
- 青黄銅製チャッキバルブのシート漏れ量の規定はありますか。
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10K青黄銅製を例とした場合、JIS B 2003に基づき、水圧で1.54MPa(1.1倍)を加え、1/3の0.51MPaまで減圧し、シート漏れを測定します。
試験結果の判定:0.1(mm3/sec)×バルブの呼び径(mm)
例えば、50Aの場合は、試験時間15秒で、漏れ量=0.1×50=5(mm3/sec)、5×0.06=0.3(mL/min)となります。
- チャッキバルブにシート漏れが発生していますが、漏れ量の規定はありますか。
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出荷時には規定された漏れ量以下で出荷しますが、使用後は開閉により弁体が摩耗し、出荷検査時より漏れ量は増えます。
チャッキバルブでシールすることは難しいため、仕切弁などのバルブを設置し封止するようお願いします。
- ボールバルブは半開の状態で使用できますか。
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ボールバルブは、半開では使用しないでください。シートが損傷し、漏れの原因となります。
(ただし、流量調整用ボールバルブは除きます。)
- 三方ボールバルブは流路切り替えに加えて全閉も可能ですか?
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三方ボールバルブで全閉可能な製品はございません。
製品カタログ等で切換フォームをご確認頂きますようお願いいたします。
(ボールバルブ総合カタログ)
- レーティングの使用可否について教えてください。 例えば、「38℃までなら4.12MPaまで使え、150℃までなら0.98MPaまで使える」エコボールZという製品を、「100℃で使う場合は何MPaまで使用可能」ですか?
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比例補間法によって計算出来ます。
0.98+(4.12-0.98)×(150-100)/(150-38)=約2.38MPaカタログ等に計算方法を記載していますので、ご参照ください。
各製品のレーティングをカタログにてご確認の上、ご活用ください。
- Sボールシリーズの温度範囲で『0℃~+40℃、一次側常温・二次側逆流時+80℃以下』とありますが、どのように判断したらよいですか?
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Sボールは上水(常温)で使用されることを想定しています。そのため、使用温度範囲を 0~40℃ としていますが、2次側については、配管先に給湯器が設置され逆流が起きた場合を想定して、「二次側逆流時 +80℃以下」としています。
- アルミ製バタフライバルブにステンレス配管を接続してもよいですか?
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アルミ製バタフライバルブはステンレス配管に使用可能です。
流体と接する部品は「ジスク」と「ゴムシート」のみですが、「ジスク」と配管は接触することが無く、また、配管と接触する「ゴムシート」は通電しないため異種金属腐食は起こりません。
- バタフライバルブを配管する場合、配管用ボルト・ナットはどのくらいの長さのものを使用すればよいですか?
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バタフライバルブの配管用六角ボルト・ナットの必要寸法は、カタログにて紹介しています。ご参照の程よろしくお願いします。また、配管用ボルト・ナットは製品に付属していません。
(総合カタログダイジェスト版/バタフライバルブ総合)
- バタフライバルブを配管する場合、配管用ガスケットは必要ですか?
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シート材質が、ゴムシート(シートラバー)の製品は、ゴムシート(シートラバー)が配管ガスケットの役割も担うため、配管用ガスケットは不要です。
ゴムシート(シートラバー)ではない製品については、配管用ガスケットが必要です。
使用できるガスケットの種類・寸法が限られている場合もあるため、製品の取扱説明書・カタログをご参照願います。
(バタフライバルブ総合)
- Y形ストレーナの配管姿勢について教えてください。
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Y形ストレーナの配管は、スクリーンが下向きになるように配管してください。
・水平配管の場合、図に示すようにキャップまたはカバーが下向きになるように配管接続してください。
・垂直配管で流体が下降の場合は、キャップまたはカバーを図に示すように下向きに、流体が上昇の場合は、水平配管部を設け接続してください。逆姿勢で取りつけると、異物やごみが1次側配管に逆流する可能性がありますので推奨していません。
- ストレーナのスクリーン清掃について、推奨頻度を教えください。
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ストレーナの前後差圧0.1MPa以下になったら、スクリーンの清掃を推奨しています。
- U形ストレーナの特徴を教えてください。
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U形ストレーナは、上蓋を外して上からスクリーンを外すため清掃が容易です。そのため、床配管でY形ストレーナではメンテナンススペースがとれないラインでも使用可能となります。
ただし、配管取付姿勢は水平配管のみとなりますのでご注意ください。