物流のグリーン化
協同配送及び物流の効率化により、物流におけるCO₂排出量の削減及び梱包資材の削減に取り組んでいます。
物流のグリーン化の考え方
国内と海外に生産拠点を持つキッツグループは、物流における環境負荷の低減を重要課題とし、物流の効率化による輸送距離短縮、環境に配慮した荷役機器(フォークリフトなど)への切り替えによるCO₂排出量の削減に取り組んでいます。グループ会社各社個別の配送体制からグループでの協同配送を推進するとともに、サプライヤーと協同して一層の効率化に取り組んでいます。
物流のグリーン化の現状
キッツグループでは、動脈・静脈物流のパイプを一元化した循環型ロジスティックスを目指し、協同配送及び統合配送の実施によりCO₂排出量の削減に取り組んでいます。
グループ会社との協同配送専用便と輸送会社とのネットワーク、販売時の便を利用し、戻り便において購入した調達部品・材料配送を行っています。さらに工場周辺には生産物流の専用便を協同運行し、輸送効率の高い配送調達ネットワークを構築しています。これにより、幹線輸送距離の重複低減と積載率20%アップを実現しています。
![物流のグリーン化の現状](https://www.kitz.co.jp/cms/wp-content/themes/kitz/images/sustainability/environment/env_distribution/env_distribution-img01.png)
物流のグリーン化の具体的な取り組み
従来、製品・部品の輸送では、荷崩れ防止用にストレッチフィルムを使用していましたが、お客様側で廃棄物問題となっていました。そこで繰り返し使用できるネットを採用することにより、ストレッチフィルム使用量の低減に取り組んでいます。また、一部製品の輸送を通い箱で開始する取り組みも進めています。
![物流のグリーン化の具体的な取り組み](https://www.kitz.co.jp/cms/wp-content/themes/kitz/images/sustainability/environment/env_distribution/env_distribution-img02.jpg)
![キッツグループの物流におけるCO₂
排出量の推移](https://www.kitz.co.jp/cms/wp-content/themes/kitz/images/sustainability/environment/env_distribution/env_distribution-img03.png)
![月平均板パレット回収枚数の推移](https://www.kitz.co.jp/cms/wp-content/themes/kitz/images/sustainability/environment/env_distribution/env_distribution-img04.png)