マテリアリティ(経営重点テーマ)

マテリアリティ(経営重点テーマ)

キッツグループは、キッツ宣言及び長期経営ビジョンの実現に向けて、2030年にありたい姿として、テクノロジー/ソリューション、事業を通じた環境保全、コアビジネス/成長ビジネス及び多様な人財の活躍の4つを掲げています。さらにそれらを達成するための経営の重点テーマとして、マテリアリティを定めています。社員一人ひとりがこのマテリアリティを意識して事業活動に取り組み、事業を通じて社会課題を解決することをサステナビリティ経営と捉えています。

企業理念(キッツ宣言)・長期経営ビジョン・行動指針

キッツグループのマテリアリティ(経営重点テーマ)

2025年2月に公表した第2期中期経営計画『SHIN Global 2027』において、現状の事業環境の変化や中長期的な将来予想を踏まえ、マテリアリティの見直しを行いました。これにより、あらためてキッツグループの事業成長を実現するためのマテリアリティとして、「デジタル社会の発展への貢献」、「地球環境の保全への貢献」及び「進化によるゆたかな暮らしへの貢献」を定め、それらを支える経営基盤確立のためのマテリアリティとして「未来をひらく人財力の強化」、「持続可能なサプライチェーンの確立」及び「攻守の効いたガバナンスの追求」を定めました。

持続可能な未来の創造

マテリアリティ(経営重点テーマ)の特定プロセス

マテリアリティの見直しにおいては、以下のプロセスにて検討を行いました。

STEP1 課題の抽出

自社に影響を与える社会変化、GRIスタンダード等※のサステナビリティ関連ガイドライン、サステナビリティ評価機関の評価項目、キッツグループの企業価値向上に向けて必要な課題を抽出しました。

STEP2 優先順位付け

自社にとっての重要度、ステークホルダーにとっての重要度の2軸で、抽出した課題のリスク、機会及び財務インパクトの観点から評価を行い、自社にとっての優先すべきマテリアリティをサステナビリティ委員会において整理しました。

重要課題のマッピング

STEP3 妥当性の確認

社内における各関係部門と議論を行い、戦略との整合性を図りました。また、投資家やサプライチェーン上の取引先、労働組合、外部有識者などマルチステークホルダーや社外取締役にヒアリングを行い、助言のもと妥当性を確認しました。

STEP4 マテリアリティの特定

取締役会にてマテリアリティを特定し、決議しました。



※参照した重要な動向・フレームワーク:GRIスタンダード、SASBスタンダード、ISO26000、ISSB、SSBJ、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)、CDP、SDGs(持続可能な開発目標)、国連グローバルコンパクト

キッツグループのマテリアリティと関連するSDGs

マテリアリティ ROIC×ESG課題 R
O
I
C
E S G 関連するSDGs

デジタル

デジタル社会の
発展への貢献

高度化する半導体製造を支える技術開発・製品供給
IoTを活用した製品サービスの強化
AIを活用したデータドリブン経営の推進
デジタル技術活用による自動化と省人化
情報漏洩・サイバーセキュリティへの対応

グリーン

地球環境の
保全への貢献

水素社会実現に貢献するための技術確立
水処理技術の活用による社会インフラ確保への貢献
自社製品を通じた環境負荷低減の推進
気候変動への対応(CO₂削減)
資源循環推進(水資源・廃棄物)
製品の有害化学物質への対応

進化

進化によるゆたかな
暮らしへの貢献

エンジニアリング領域の事業拡大
進化する機能性材料市場・ケミカルシフトへの対応
新規事業創出・ポートフォリオ経営強化
グローバルの各エリアに対応した製品開発と供給強化
銅価格高騰への対応

人財

未来をひらく
人財力の強化

人財ポートフォリオの策定と活用
社員エンゲージメントの向上
DE&I・ジェンダー平等の推進
人権尊重への取組推進
労働安全衛生レベルの向上

サプライチェーン

持続可能な
サプライチェーンの確立

グローバルサプライヤーの拡大と最適地調達の推進
需給管理によるリードタイム短縮と在庫の適正化
CSR調達の推進

ガバナンス

攻守の効いた
ガバナンスの追求

健全なリスクテイクによる積極的な成長投資
製品安全性・品質保証の強化
コーポレート・ガバナンスの強化
地政学リスクへの対応
自然災害・パンデミックへの対応強化

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