健康経営と労働安全衛生の確保

健康経営の取り組み

キッツグループは、持続的に成長する企業であるためには、社員の健康管理・増進がますます重要になると考えており、2021年に「健康経営宣言」を制定し、公正かつ透明なルールのもと、社員が生活をより良くし、より安全に、より健康に働くことができる企業を2030 年に目指す姿としました。
以上を踏まえ、キッツグループは、社員の心身の健康づくりを戦略的に推進し、活力ある組織をつくるため、「キッツグループ健康経営宣言」及び5つの方針に従い、様々な施策に取り組んでいます。

労働安全衛生の確保

キッツグループは、「キッツグループ安全衛生基本理念」及び「キッツグループ安全衛生基本方針」を定め、キッツグループの全社員の安全と健康を確保し、快適な職場環境を形成することは、社員の安定雇用やモチベーションの向上にもつながり、生産性や業績の向上に結び付く重要な問題であることを認識し、労働安全衛生の推進体制もとに、様々な取り組みを行っています。

1.キッツグループ安全衛生基本理念

キッツは人間尊重を基本とし、安全衛生がすべての活動に最優先することを認識し、積極的に安全衛生活動に取り組み、災害ゼロを目指します。

2.キッツグループ安全衛生基本方針

（1）いきいきとした快適な職場づくりに努め、心とからだの健康づくりを推進する。
（2）労働安全衛生法令及び関係法令を遵守するとともに、社内規程・基準に基づき、すべての従業員の安全衛生を確保する。
（3）安全衛生活動に必要な知識・技能を、すべての従業員に教育・訓練して安全衛生管理レベルの向上を図る。
（4）従業員が安心して働けるよう、設備の本質安全化を図る。
（5）職場における危険性・有害性を取り除き、リスクの低減を図る

3.推進体制

4.安全衛生活動

「キッツグループ安全衛生基本理念」及び「安全衛生基本方針」に基づき、ゼロ災害を推進しています。
本社及び工場に安全衛生委員会を設置し、職場でのケガや疾病の防止、快適な職場環境の推進、生活習慣病予防のための健康管理及び交通事故の防止などに向けた取り組みを強化するとともに、先取り（予防）と安全意識の向上を図り、グループを挙げて安全衛生活動を推進するために、「組織的な活動の充実とライン化の徹底」及び「職場自主活動の活性化（小集団活動によるボトムアップ）」の両方向からの展開により、一人ひとりのマインドを変え、安全意識を向上させ、職場風土を変革してまいります。
また、社員の安全と健康の施策として、「安全の先取り（予防）」と「安全意識の向上」を図るため、「管理体制の整備（安全衛生関係法令の遵守）」、「機械・設備、人への安全対策（類似災害防止）」及び「職場風土づくり（ゼロ災運動の推進）」を重点取組事項として設定しています。

5.安全衛生マネジメント体制の強化

環境安全衛生委員会は、2019年11月に、「ISO45001 労働安全衛生マネジメントシステム」の認証取得の推進方針を決定しました。これにより、2020年からグループマニュアルの策定など、グループ各社を交えた運用の準備を進め、2023年度現在、国内製造拠点6社10サイト、海外製造拠点3社において認定を取得しました。

■国内製造拠点　6社10サイト

　株式会社キッツ　長坂工場、伊那工場、茅野工場
　株式会社キッツメタルワークス
　株式会社キッツマイクロフィルター　茅野工場、諏訪工場
　株式会社キッツエスシーティー
　株式会社清水合金製作所
　北東技研工業株式会社　山梨工場、箕輪事業所

■海外製造拠点　3社

　Micro Pneumatics Pvt. Ltd.（インド）
　KITZ Corporation of Korea（韓国）
　KITZ Corporation of Kunshan（中国）