地域との対話(社会貢献活動)
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キッツは、地域振興(地域貢献)、環境保全、社会・国際貢献及び文化振興を活動分野として様々な社会貢献活動に取り組んでいます。
地域振興(地域貢献)
キッツグループ各事業所が所在する地域を中心に地域振興を目的とした様々な活動を紹介します。

地域イベントへの協賛
春の高校伊那駅伝
伊那工場が所在する長野県伊那市で開催され、日本全国から強豪校が参加する春の高校伊那駅伝に毎年協賛しています。長野県内からの参加校のゼッケンや競技場のゴールテープ等に「KITZ」ロゴを表示。地元企業として大会運営を支援しています。また、伊那工場社員がボランティアとして運営に協力しています。

諏訪湖マラソン大会
長野県諏訪市は、創業者 北澤利男の出身地であり、現在もキッツグループの多くの事業所が近隣に所在しています。キッツは、全国から約8,000人のランナーが集まるイベント、諏訪湖マラソンに毎年協賛しています。

諏訪湖祭湖上花火大会
長野県諏訪市で開催されている「諏訪湖祭湖上花火大会」に協賛しています。数万発もの花火が打ち上げられ、毎年多くの観光客が湖面を彩る花火に歓声を送ります。

スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会
長野県諏訪地域の広大なエリアを舞台にした「スワコエイトピークスミドルトライアスロン大会」が2022年6月に初めて開催されました。キッツは、長野県の「諏訪湖創生ビジョン」と連携した本大会の理念である「泳げる諏訪湖」に共感し、ゴールドパートナーとして協賛しました。大会当日は社員がボランティアとして大会のサポートをしました。また、浄化した諏訪湖の水を使ったクラフトビールの製造にキッツグループの水浄化技術が貢献しました。「S8(エスハチ)」と名付けられたクラフトビールは大会実行委員会より参加者に配られました。2024年の大会にも協賛しており、2025年も開催が予定されています。キッツは引き続き本大会を応援していきます。

プロスポーツチームへの支援
ヴァンフォーレ甲府、松本山雅FC、VC長野トライデンツ
山梨県に長坂工場が、また、長野県には伊那工場と茅野工場の他、キッツグループの多くの事業所が所在しています。キッツは、これらの地域の子どもたちの育成に力を入れている地元のプロスポーツチームを支援。2013年より行っているサッカーJ2リーグのヴァンフォーレ甲府(山梨県甲府市)に、2018年より松本山雅FC(長野県松本市)及びバレーボールV1リーグのVC長野トライデンツ(長野県上伊那郡)、2025年にはAC長野パルセイロを加え、地域の振興と子どもたちの健全な育成、スポーツ文化の発展に貢献する活動を行っています。

社員参加による活動
事業所地域の清掃活動
各事業所にて、社員や家族による清掃活動を行っています。伊那工場では、長野県の天竜川周辺の企業・団体のボランティアによるごみ拾い「天竜川水系環境ピクニック」を行っています。また、労働組合主催の清掃活動を毎年5月~6月に各工場にて実施しています。

カヤックゴミ拾い
2022年より長野県諏訪市の衣之渡川(えのどがわ)にて、新入社員がカヤックに乗ってごみ拾いを行っております。キッツでは、社会貢献活動の一環として諏訪湖の浄化に取り組んでおり、毎年、新入社員を対象に参加者を募り、本活動を実施しています。カヤックは、排気ガスゼロで環境に優しく、大型の船では入れない浅瀬や入り組んだ狭い地形にも入ることができます。今後も継続して諏訪湖の美化活動に取り組んでまいります。

キャリア教育への支援
学生の職場体験学習受け入れ
小・中学生や高校生を対象に、職場体験学習の受け入れを行っています。これは、事業所のある地域の学校に通う学生が、企業の仕事や働く人々に触れることで、社会のルールを学び、将来の進路や職業について早い段階から考えるきっかけとなることを目的とし実施しております。

環境への取り組み
キッツグループの地球環境保全を目的とした様々な活動を紹介します。

九十九里海岸保安林の再生活動
特定非営利活動法人 森のライフスタイル研究所と協働し、東日本大震災の津波により被害を受けた千葉県山武市・蓮沼殿下海岸(九十九里海岸)の保安林を再生する活動を行っています。

タイでウミガメの保護活動へ参加
2024年5月、タイの販売子会社であるKITZ Valve & Actuation(Thailand) Co., Ltd.の社員が、タイ南部のサタヒップに位置するウミガメの保護施設Royal Thai Navy Sea Turtle Conservation Centerでの活動に参加しました。現金寄付による医療器具の整備を支援し、清掃道具の提供やプールの清掃、甲羅磨き、藻の除去の活動を行いました。ウミガメが直面している課題や保護活動について学ぶ機会となりました。

インドネシアでのマングローブ植樹活動
2024年7月、キッツ本社、シンガポールの販売子会社であるKITZ Corporation of Asia Pacific Pte. Ltd.、およびジャカルタ事務所の社員が、Mangrove Jakarta Communityと協力し、ジャカルタ北部にてマングローブの植樹活動をしました。マングローブ林は、海からの風や波から陸を守るとともに、陸からの土砂や排水の流出を減らし、複雑な根の形は生物多様性を守る重要な役割を果たしています。このような活動を通じて、社員間の関係強化やイノベーションの創出のみならず、持続可能な環境保護と生物多様性の保全に向けて、今後も積極的に活動を行ってまいります。

社会・国際貢献
国内及び海外での人道的支援や人財育成を目的とした様々な活動を紹介します。

寄付活動
使い捨てコンタクトレンズの空ケースリサイクル活動
コンタクトレンズ専門店アイシティのecoプロジェクト「使い捨てコンタクトレンズ空ケースのリサイクル活動」に参加しています。コンタクトレンズ使用後の空ケースをアイシティが参加企業から回収、リサイクル製品に再生し、その収益を公益財団法人日本アイバンク協会へ寄付するプロジェクトです。

古本のリユースによる寄付
収集した古本やDVDを古本買い取り会社が査定し、買い取り相当額を特定非営利活動法人等に寄付する活動です。

被災地支援の寄付活動
大規模な地震などの災害発生時に、社員から義援金を募る活動を行っています。社員からの寄付に加え、会社からの救援金も合わせて、日本赤十字社を通じて、被災地域の支援活動に役立てていただいています。このような取り組みが評価され、2024年6月には日本赤十字社より社長感謝状を受贈しました。

ウクライナ人道危機救援金
ウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するため、社員に対し救援金の募集を行いました。この救援金とキッツ及びグループ会社からの救援金を加えた寄付は、日本赤十字社を通してウクライナ及びその周辺国等での救援活動に役立てられています。救援金募集期間:2022年3月~4月
能登半島地震救援金
2024年1月に発生しました能登半島地震において、被災地及び被災者支援を目的として、社員に対し救援金の募集を行いました。この救援金とキッツ及びグループ会社からの救援金を加えた寄付は、日本赤十字社を通して、被災者の救済活動に役立てられています。義援金募集期間:2024年2月
イスラエル・ガザ人道危機救援金
イスラエルとガザの間の武力衝突により、現地の人道状況は深刻度が増している事を受け、イスラエル・ガザでの人道危機救援活動を支援する事を目的に、社員に対し救援金の募集を行いました。この救援金とキッツ及びグループ会社からの救援金を加えた寄付は、日本赤十字社を通して、同地域における人道危機救援活動支援に役立てられます。 義援金募集期間:2024年3~4月
台湾東部沖地震義援金
2024年4月に発生しました台湾東部沖地震において、被災地及び被災者支援を目的として、社員に対し救援金の募集を行いました。この救援金とキッツ及びグループ会社からの救援金を加えた寄付は、日本赤十字社を通して、被災者の救済活動に役立てられています。義援金募集期間:2024年5月
ブラジル南部洪水義援金
ブラジルのリオグランデ・ド・スル州での豪雨により、大規模な洪水が発生し多くの方が避難を余儀なくされていることを受け、被災地及び被災者支援を目的として、社員に対し救援金の募集を行いました。この救援金とキッツ及びグループ会社からの救援金を加えた寄付は、被災者の救済活動に役立てられています。義援金募集期間:2024年5月
能登地方豪雨水害義援金
2024年9月に発生しました記録的豪雨により、多数の河川が氾濫し家屋が流されるなどの甚大な被害が発生していることを受け、被災地及び被災者支援を目的として、社員に対し救援金の募集を行いました。この救援金とキッツ及びグループ会社からの救援金を加えた寄付は、日本赤十字社を通して、被災者の救済活動に役立てられています。義援金募集期間:2024年11月
事故・災害時の支援
緊急用ヘリポート受け入れ
茅野工場の敷地の一部を長野県警察の緊急用ヘリポートとして提供しています。山岳での遭難事故の際、救助隊の移動や遭難者を病院に搬送するための中継地として活用されています。

茅野工場と伊那工場の社員食堂を災害時の緊急避難場所として提供
長野県茅野市及び伊那市と「災害時における避難者支援に関する協定」を締結しています。災害の発生時には、茅野工場と伊那工場の社員食堂を市民の皆様の一時的な避難所として提供します。

災害時の緊急支援協定の締結
キッツは、一般社団法人災害時緊急支援プラットフォーム(PEAD)と2023年6月に災害時の緊急支援協定を締結しました。キッツは、グループ各社の水関連技術や製品・サービスを総合的に活用し、お客様にソリューションを提案する活動「KITZ Water Solutions」を展開しており、有事の際には、浄水装置「アクアレスキュー」と携帯用浄水器「デリオス&ウォーターパック」を提供します。

被災地の給水支援活動
キッツグループは、被災地における安全な飲料水の確保に向けて、浄水装置や携帯用浄水器を活用した給水支援活動に取り組んでいます。
株式会社キッツエスジーエスは、地震や集中豪雨などの被災地において、浄水装置「アクアレスキュー」等による給水支援活動を行い、安心で安全な飲料水を提供しています。
【給水支援活動を行った主な被災地】
・2016年4月熊本(熊本地震)
・2018年7月熊本(集中豪雨)
・2020年3月富山県朝日町(台風19号)
・2020年7月長野県松本市(集中豪雨)
・2021年8月長野県上松町(集中豪雨)
・2024年1月石川県(能登半島地震)

株式会社キッツマイクロフィルターは、携帯用浄水器「デリオス」製品を災害時に提供する協定を2020年11月に茅野市と2022年11月に伊那市と締結しました。
また、「デリオス&ウォーターパック」は、売上金の一部を災害復興支援特別基金として公益財団法人日本財団へ寄付いたします。本基金は、大規模災害が発生した際、被災地でさまざまな支援活動を行う団体が被災者を助けるために活用されます。

障がい者への支援
福祉作業所の物品購入
福祉作業所で作られたお菓子や物品の購入を通じて、福祉作業所に通う方々を支援するための活動です。これらのお菓子や物品販売のため、本社及び工場の社員食堂の一角を提供、定期的に販売会が行われています。

障がいのあるアーティスト絵画の展示
キッツ本社のカフェスペースでは、障がいのあるアーティストによる絵画を展示しています。色彩豊かで個性あふれる作品が空間を明るく彩り、社員のリフレッシュエリアとなっています。

国際貢献
世界では、飢餓に苦しむ人々がいる一方、飽食社会の中で肥満や生活習慣病に悩む人々がいるという、食の不均衡が生じています。特定非営利活動法人 TABLE FOR TWO International が行っているTABLE FOR TWOプログラム(以下、TFT)は、この食の不均衡を解消し、開発途上国と先進国両方の人々の健康を改善することを目的としています。社員食堂でTFT対象の寄付金20円が含まれたヘルシーメニューを注文すると、その寄付金20円がTABLE FOR TWO Internationalを通じて、飢餓・貧困に苦しんでいる開発途上国の学校給食運営費(特に食材の提供)に充てられます。
キッツはこの活動に賛同し、2010年5月10日より本社、長坂工場、伊那工場の事業所で、2012年10月より茅野工場で実施しており、主催団体より「ゴールドパートナー」に認定されています。

文化振興
支援している芸術文化活動について紹介します

北澤美術館の支援
キッツは、社会貢献活動の一環として公益財団法人北澤美術館の活動を支援しています。北澤美術館では、19世紀末フランスのアール・ヌーヴォー期の世界第一級のガラス工芸品と現代日本画を中心に優れた作品を常時展示しており、国内外を問わず高い評価をいただいています。
画像:北澤美術館所蔵 ガレ作 ひとよ茸ランプ

