担当役員メッセージ

つくる未来 のこす未来

社会課題の解決を起点とした
共通価値の創造による継続的な事業成長を通じて
サステナビリティ経営を推進してまいります

担当役員メッセージ

信頼の実績を礎に
未来をつくる攻めの戦略を実行

キッツグループは、創業以来、流体制御技術の研鑽と材料開発の積み重ねにより、各種産業活動を支え、安心して暮らせる環境の創造、社会の安定維持に貢献してきました。世の中の当たり前を確実に支え続ける、これからもその姿勢に変わりはありません。
そのうえで、不確実性の高まる環境下にあって、共通価値の創造による中長期的な成長の道筋を描き示し、わかりやすくお伝えしていくことが、重要であると考えています。様々な社会の要請を守りの戦略としてではなく、キッツグループの貢献により事業成長へとつなげる攻めの戦略として描き、一つずつ実現させていくこと、それが未来をつくる共通価値の創造であり、サステナビリティ経営にほかなりません。

守り鍛えてきた技術・素材の力を挑戦力でさらに発展・進化させ新たな花を咲かせる

キッツグループでは、社会課題からのバックキャストによる重要課題として「Digital & Green」をテーマにし、中長期的な成長を実現するため、デジタル社会の発展への貢献、地球環境の保全への貢献、進化によるゆたかな暮らしへの貢献を追求し、事業を通じて持続可能な未来に貢献してまいります。社会の要請は市場を超えた大きい成長機会になると捉えています。例えば、能登半島地震の被災地に設置した可搬式膜ろ過浄水装置(アクアレスキュー)は、8つのターゲット市場のうち水処理市場向け製品の一つですが、災害時の断水や原水の水質悪化等に対応するBCPの一端を担うだけでなく、水道インフラの老朽化が全国的に進む過疎地域における新しい上水インフラのあり方を提案しています。3つの市町村にこの装置を納品し、地域課題の解決に役立てていただいています。愚直に守り育ててきた技術が、時流の変化とともに、新しい社会貢献と事業領域拡大への道筋を描きはじめている一例であり、まさにサステナビティスローガン「つくる未来 のこす未来」を体現していると考えています。

キッツグループらしさを活かしながら「新しい流れ」をつくる体制の構築へ

自社の強みである「素材からの一貫生産・品質」と「信頼性の高いブランド力」、「多品種少量生産のしくみ」、「製品と市場の多様性」及び「グローバルな生産・販売体制」を基点に、コア事業の中で進化し強化する分野にもフォアキャストの視点で積極投資していきます。
また、基盤となる重要課題を人財、サプライチェーン、ガバナンスと定めました。人財面では「働きがい」「働きやすさ」の向上を重視し、KITZ Group Engagement Forumを毎年開催しています。ガバナンス面では、機関設計を指名委員会等設置会社に変更しました。これまで以上に高い透明性と迅速な意思決定を実現するとともに、投資家の期待に応える丁寧な開示・情報の充実に向けたIR戦略の強化も進めていきます。このような取り組みにより、人々のくらし・社会・産業のインフラを安定的に支えながら、新たな共通価値の創造による成長の「新しい流れ」を築き、さらなる企業価値の向上を通じて社会と企業のサステナビリティ実現に邁進していきます。

執行理事
経営企画本部長
大田 裕

サステナビリティ経営
(全体像)

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