ダクタイル鋳鉄
ダクタイルバルブ低温・高圧
- 汎用用途
- 工業用途



ダクタイルバルブは金属組織中の黒鉛と呼ばれる遊離した炭素を球状化したダクタイル鉄を(FCD-S)を主材料としたバルブです。ダクタイル鉄は普通鋳鉄に比べて強い機械的性質をもっています。 キッツのダクタイルバルブはダクタイル鋳造鋳鉄品(FCD-S)を採用し、マレアブル鋳鉄とは組織中の黒鉛球状化の方法が異なります。ダクタイル鋳鉄はマレアブル鋳鉄に比べて機械的性質がバルブに適しています。 ダクタイル製バルブは蒸気、ガス、油、水といった産業用分野で幅広くご利用いただいております。

使用シーン
- ・建築設備の空調・衛生、工場の生産設備や工作機械、装置など
可燃性ガスや毒ガスラインなど(高圧ガス認定品)
主な適用流体
- ・蒸気、燃料油、可燃性ガス
技術のポイント
- ・ダクタイルバルブは鋳鋼・ステンレスバルブに比べて経済性に富んでいます。
- ・使用圧力・温度範囲も広く、建築設備などの汎用用途だけでなく、高圧ガス設備や圧力容器、危険物貯蔵タンク用バルブとして使用できます。
バルブとしての用途
- ・蒸気用、ガス用、オイル用
- ・鋳鋼より安く、鋳鉄より強度の高いバルブ
豆知識
- ・ねずみ鋳鉄よりももう少し強度の高い鋳鉄
もっとバルブについて
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