ボールバルブ(Λポートバルブ)

ボールバルブのジスクは球状をしていて、流体を通過させるために中央部に筒状の流路(ポート)があけられています。この球状のジスクを90度回転させることで開閉する構造となっています。
JIS用語:ボール弁

ボールバルブ

  • 1)ジスク(ボール)が球状で、ボデーの弁座にソフトシートを組み込み、コックに類似する構造です。
  • 2)開閉の操作はレバーハンドル式の場合、レバーハンドルを90度回転させることで流体を止めたり、流したりすることができます。なお、サイズが大きくなると開閉するために大きな力が必要になるため、ギアハンドル操作式になります。
  • 3)ソフトシート材料の機械的・物理的性質から優れた気密性が得られますが、高温領域の使用には制限があります。一般的なソフトシートで開または閉で使用する「オン・オフ動作」に適しています。バルブの構造や材料から中間開度での使用には適していません。

ラムダポートバルブ

ジスクがラムダ文字のエッジ形状をなし、メタルシートを採用することで、中間開度での流量調節、並びに流体中の夾雑物を切断しながら閉止できる構造のバルブで、紙パルプ、スラリー、粘性体などの特殊流体の制御に適しています。

●Λ形エッジが夾雑物をカット

繊維や固形質を切断するのは、ジスク(金属)とシート(金属)の摺動によりますが、一般にパルプなどの繊維が流体に含まれていると、ボールバルブなどでは閉止作業時に詰まってしまい、メンテナンスに苦慮します。しかしラムダポートバルブの場合は、金属のエッジが夾雑物を切断しながら閉止しますので、詰まることがありません。また、ボデーはフランジ構造で、分解・組立に特殊工具を必要としないため、メンテナンスも容易です。

●操作トルクが安定し、配管応力にも強い

ボデー、ボデーキャップおよびシートが、それぞれメタルタッチするよう構成されており、配管応力などの外力に強い構造です。また、摩擦係数の小さなステムベアリングも使用しておりますので、操作トルクは軽く安定しています。

バルブの構造の違いによる特長

項目 ゲートバルブ グローブバルブ ボールバルブ バタフライバルブ
弁全開時のジスク 流路に残らない 流路に残る 流路に残らない 流路に残る
ジスクの作動 上下作動 上下作動 回転作動 回転作動
一般的なシート材料 メタル メタル ソフト ソフト
自動操作 空気式・電動式アクチュエータ 空気式・電動式アクチュエータ 空気式・電動式アクチュエータ 空気式・電動式アクチュエータ
中間開度の使用 適さない 適している 適さない 適している

もっとバルブについて
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